NEWS

池田専務理事が、法政大学スポーツ健康学部の2～4年生を対象とした正課授業「スポーツマーケティング論」において講義を行い、UNIVASの成り立ちや、大学スポーツの現状と課題、大学スポーツの価値などをお話させていただきました。UNIVASでは大学スポーツの振興や価値の向上を目指したこのような取り組みを加盟大学・競技団体に対して積極的に行っておりますので、ご要望があればぜひお問い合わせください。

◇受講した学生の感想（抜粋）◇

UNIVASがどのような団体なのか、どういった経緯で設立されたのかを理解することができた。特に講義の最後の方で映像で説明していた、DCプログラムなどの人材育成に関する取り組みは非常に良いなと感じた。これまでの学生アスリートは競技優先・偏重の傾向にあり、競技を引退した後に選手は「どのような道を歩むべきなのか」「自身のアイデンティティは？」という思考に陥る傾向にあった。UNIVASにおけるDCプログラムはそのような課題を解決するために有効な手段であり、選手はもちろん部活動を行なっていない自分にとっても有益な情報を得ることのできるツールであると事前課題を通して知ったため、非常に良いなと感じた。

UNIVAS のデュアルキャリアプログラムの、リーダーシップや組織マネジメントについてのセミナーが開催されていることが一番印象的だった。自分は大学の運動部には所属していないが、高校3年間は全て部活動に捧げたと言っても過言ではなかった。今振り返ると、スポーツの価値や素晴らしさを考えながら活動しているわけではなかった。そのため、人間力を身につけるため、チームのため、競技力向上のためにもっと自分なりに考えながら活動できたのではないかと後悔が残る。今スポーツをしている学生にとって、デュアルキャリアプログラムとして実行されているセミナーの開催はとても価値のあるものであり、自分が運動部学生なら必ず参加したいと思うほどの企画であると感じた。

自分自身も高校野球や高校サッカーやプロの試合は観るものの、大学スポーツはあまり見たことなかったです。UNIVASは、試合や大会運営だけでなく、指導者やリーダーに向けた研修会やインターンなどの就職に向けた活動など様々な活動を行なっていることが印象に残りました。私は、今運動部でマネージャーをしています。UNIVASに試合映像などを配信していただき、もっとファンが増えてほしいなと思います。

講義の中で特に印象に残った内容は「大学スポーツの価値」についてです。大学スポーツは、競技レベルが高いが故に、高校までの教育の一環としての部活動とは異なり、競技だけを行い、ひたすら競技力を高めていく部活動となってしまいがちだと思います。もちろん、競技力を高めることは重要なことだと思いますが、社会全体にとってのスポーツの価値を考えた時に、競技力以外の面の向上も必要だと思います。そのため、競技力の向上に大きなウェイトが置かれている大学スポーツを、社会的に価値のあるものに変換するためには、UNIVASの取り組みは有効であり大切であると思いました。

UNIVASを今まで知らず、事前に提出したアンケートと今回の講義で知ったが、大学スポーツにとても注目した組織だということがわかった。講義を受けて、中学や高校またプロスポーツの世界では例えば中体連や高体連のように地域と連携した大会などが存在するが、大学スポーツにはそのようなものが存在しないと知って衝撃を受けた。 そこで、スポーツの環境がよくなるようにさらに競技力がアップされるように活動を行っているUNIVASがすごいと思った。この機会で登録することができたので、これから活用してみようと思った。

これまで知らなかった大学スポーツの魅力や価値について知ることができました。 特に印象に残っているのが大学スポーツの独自性についてです。スクールカラーが薄かったり他の部活動の活動が知らないことは自分が所属していた時から感じていました。法政ではオレンジと呼ばれる組織に属する競技団体ではスクールカラーであったり組織共通のスーツ等がありますが、極一部の組織であるためあまり浸透はしていません。まずは同じ大学同士での横のつながりを強めたいと思います。

本日の授業で1番印象に残っているのは高校と大学の全国大会の知名度の格差についてである。大学でテレビ放送される大会は、箱根駅伝など地方大会なのに、高校は全国高校サッカー選手権大会や、野球の甲子園、春高バレーなど全国大会が放送されているという話を聞いて確かになと思った。高校に比べて大学の全国大会が知名度が低いのは、スポーツ漫画やアニメの題材が高校生であることが1つの要因だと思う。スラムダンクやハイキューは高校を題材とし、人気を得て、その人気からその競技の注目度があがったと思うので、大学スポーツを題材にした漫画やアニメが有名になれば、もう少し注目度も上昇するのではと考えた。

中学には中体連、高校には高体連、社会人にはJSPOという団体が存在するが、大学には値する団体が存在しなかった。しかし、そこにUNIVASという団体ができたことで、大学競技や大会を統括する存在ができた。私はUNIVASという団体を知らなかったが、今回の講義で存在を知ることができたと同時に、このような団体があるんだと驚きがあった。私はアルティメットをやっており、UNIVASにも動画が挙がっていたり、まだメジャーなスポーツでない競技も扱っており、もっと広い存在になればいいなと感じた。

"