スポーツで学ぶDUAL CAREER
DC ONLINE for TEAM 修了証授与 ~羽衣国際大学~
UNIVASは、競技とともにさまざまな学びを充実させ、相乗効果で自分のキャリアを高めていく、デュアルキャリア形成を推進しており、社会に出てからも役立つスキルを学ぶ各種セミナーを実施しています。
その中で、羽衣国際大学(硬式野球部)はUNIVASと株式会社マイナビが共同で実施する「DC ONLINE for TEAM」*のプログラムを修了し、2024年1月16日に本プログラム修了証の授与式が行われました。
授与式には同大学、大学スポーツ委員会委員長、部の指導者・学生が参加いたしました。
*講師が実際に大学運動部へ訪問し、全6回のシリーズで社会人基礎力をベースとした人間力を磨くデュアルキャリアプログラム。
■受講した学生の声
現代社会学部現代社会学科3年
小西 祐輝 さん
担当:キャプテン
Q:本プログラムを受講して役に立ったことは?
A:2022年度から2023年度にかけて、「計画力」、「課題発見力」、「生き抜く力」「主体性」、「挑戦し続ける力」、「セルフコントロール」について、講義を聞きグループワークを行いました。いずれの内容も、大学で競技を行う上で大切な力ですが、このような内容を「講義」という形で学ぶ機会がなかったので、この6回の講座は私にとって「気づき」の機会となりました。 「自分の考えや意見を持つ」「自分で選択する」「他人の責任にしない」「自分の失敗は認める」ということは、クラブ活動のみならず勉強においても必要なことです。講義を受けてから、常にこのことを考えながら行動できるようになったと思います。
Q:個人やチームにどのような変化があったか?
A:講座の中で、「1か月のアクションプラン」を立てました。私はキャプテンとして、チームをまとめていく役割があるため、「全力疾走、全力発声」を意識して行動しました。はじめは、意識を忘れるとできない時がありましたが、今では習慣化され、常にできるようになりました。意識すれば習慣化されるということを後輩たちにも日々伝えています。
Q:他の運動部や他の大学の学生にも広めたいか?
A:おすすめ度9 0~10(0-10で10が一番高い。以下同様)2022年度は、硬式野球部全員が受講し、今年は強化クラブ全員で受講しました。とても貴重な講義で、真剣に取り組むことで得られる効果は高くなると感じました。
現代社会学部現代社会学科3年
福田 虎太郎 さん
担当:主務
Q:本プログラムを受講して役に立ったことは?
A:競技に対する気持ちが変わりました。ポジティブな言葉がけを行うと、練習や試合で本来の実力が発揮できることに気づきました。競技を行う中で、しんどい時や苦しいとき、落ち込むときも多々ありますが、その時にどのような考え方をすればポジティブに変換できるのかがわかり、今はそれを心がけています。
Q:チームにどのような変化があったか
A:今まで、自分自身も含めチーム内では、ざっくりとした目標を設定していたと思います。「計画力」の講義で、計画を立てる際、目的と目標があり、目的を達成するためには、具体的な目標が重要だということを理解しました。「結果を出すための過程」をチーム内でも共有し、日々の練習に取り組んでいます。
Q:他の運動部や他の大学の学生にも広めたいか?
A:おすすめ度10 競技力を高めるためには、競技スキルだけではなく、それ以外にも必要なことがたくさんあり、それは社会に出ても役立つ力です。全国には、たくさんのチームがありますが、上を目指すチームは、人間力も高めることは必要だと気付くことができる講義です。
現代社会学部現代社会学科2年
伊藤 嘉英 さん
担当:広報担当
Q:本プログラムを受講して役に立ったことは?
A:現状の自分を客観的に分析できるようになったと思います。また、日ごろ交流の少ない他のクラブの人とグループワークを行い、様々な意見交換を行う中で、自分では気づかなかったことが気づくようになり、広い視野で物事を見ることができるようになりました。講義の中で、特に自分が影響を受けたことは、プロやオリンピック選手のインタビュー映像を見たことです。スポーツを極めた方の考え方を聞くことにより、自分が行っているスポーツにも当てはめて考えることができるようになりました。
Q:チームにどのような変化があったか
A:主体性を学ぶことにより、今まで人任せという同調圧力が少なからずありましたが講義を受けたことにより、自発的に動く選手が増えたと感じています。チーム運営も目には見えない細かい部分の変化を感じ、雰囲気は良くなったと思います。
Q:他の運動部や他の大学の学生にも広めたいか?
A:おすすめ度10 主体性の講義が最も印象に残っています。昨年度、DC ONLINE for TEAMの「主体性」の講義を受け、今年は人間力育成セミナーの「主体性」(ON LINEセミナー)を受講しました。ON LINEのセミナーでは、他大学の学生も参加していました。このような機会がもっと広がっていけば、全国のスポーツ学生と意見交換ができ、競技にも生かしていけると思いました。