UNIVAS AWARDS
『UNIVAS AWARDS 2023-24』 立命館大学 山下憂選手、早稲田大学 後藤若葉選手、佛教大学 藤原芽花選手などが最優秀賞を受賞! アルムナイ アウォードはトヨタ会長 豊田章男氏が受賞!
パリ五輪代表 柔道 角田夏実選手、フィギュアスケート 三原舞依選手、デフサッカー 松元卓巳選手、オリンピアン ヨーコ・ゼッターランド氏、有森裕子氏が学生受賞者にトロフィーを授与
UNIVAS)は、3月11日、大学スポーツ振興に貢献したアスリートやスポーツに関わる学生、団体を表彰する『UNIVAS AWARDS 2023-24』の表彰式を品川インターシティホールにて開催、各部門の最優秀賞の発表を行いました。パリ五輪代表 柔道 角田夏実選手、フィギュアスケート 三原舞依選手、デフサッカー 松元卓巳選手、オリンピアン ヨーコ・ゼッターランド氏、UNIVAS副会長 有森裕子氏がプレゼンターとして登壇し受賞者にトロフィーを授与しました。
3月11日(月) 品川インターシティホールにて個人部門 8コース、団体対象 5コースの全13コースの最優秀賞と優秀賞の受賞者に賞状とメダル、トロフィーが授与されました。当日は、全日本学生チアリーディング選手権大会のDIVISION1 男女混成部門で準優勝の立命館大学 応援団 チアリーダー部PEEWEES!(ピーウィーズ)や大学ダンスサークル日本一決定戦Japan Dancers’ Championship 2024 Final 準優勝の東北大学ストリートダンスサークルWHOが素晴らしいパフォーマンスを披露し、受賞者を祝いました。
◆各部門の受賞者一覧は下記より参照ください。
https://univas.jp/find/univas-awards/
「UNIVAS AWARDS 2023-24」開催に際して(UNIVAS会長 福原紀彦)
スポーツは、人類の誠実で健全で高潔な持続可能性と進化に不可欠な営みであり、どのような時代や社会においても人々が大切にしてきた営みであります。一方、大学は、人類の知恵と力を開発し継受し、知識基盤社会を構築して、人類の持続可能性と進化を支える時間と空間を創出する何ものにも代えがたい存在であります。歴史的に、わが国の近代スポーツは大学において興隆し、大学が牽引し、今日まで、オリンピックをはじめとする国際的大会や国内の競技大会において、参加や運営において、大学が大きな役割を果たしてきました。このような意味で、大学スポーツの社会的な存在価値が大きいことに異論はないことでしょう。しかし、人類社会の高度化とともに価値観が複雑となり交錯する現代社会において、大学スポーツが直面する課題も多く、大学スポーツのあり方が問われる場面が多様化していることも現実です。昨年は、大学運動部における薬物事案などの不祥事が発生し、それに端を発して学校法人や大学のガバナンスが問われる事案も発生しています。今、まさに、大学スポーツの価値と役割を再認識し、再構築する時期にあると言って過言ではありません。UNIVASは、学生たちが大学スポーツからさまざまな学びを得て、その知見を最大限に活かし、必要とされる人間力を育めるようにサポートしてまいります。そして大学スポーツを取り巻く環境を継続的に整備・改善することで、大学スポーツが生み出す価値や感動を広く届け、その社会的意義を高めていきたいと考えています.
本日UNIVAS AWARDS 2023-24では 154件の応募をいただきました。応募を通じて、多くの運動部学生が様々な活動に従事し、試行錯誤しながら大きく成長をしていく姿に感動し、この中から選考することは大変困難を極めました。大学、競技団体の皆様が学生の大きな成長に寄与し、暖かく見守りながら、時には厳しく指導されてこられたことは学生にも大きな自信となり今後の社会で役立つことは間違いありません。
この表彰は、活動の一旦であるとは存じますが、本日は受賞された皆様を一緒に祝福するとともに、ご来場いただきました皆様方の今後益々のご活躍とご健勝を心より祈念申し上げます。
受賞者のみなさま本当におめでとうございます。
■文部科学大臣賞「マン・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞 山下憂選手 (立命館大学・アメリカンフットボール部)
「本日はこのような盛大な表彰式を催していただき誠にありがとうございます。今回マンオブザイヤーの最優秀賞をいただき大変光栄に思います。この賞を受賞することができたのは、私をサポートしてくださった全ての方々や立命館という素敵な環境のおかげであると強く感じています。私は大学生活において、離されて考えられがちな学業、スポーツ、そして私生活がつながるっている面白さを見つけることができました。今後も私が大切にしていることの一つである『徳を積むこと』を積み重ねていきたいと思います。」
■文部科学大臣賞 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞 後藤若葉選手(早稲田大学・ア式蹴球部女子)
「このような賞をいただけることを大変うれしく思います。私自身高校卒業時の進路選択において、所属チームのトップに上がるか大学へ進学するか迷っていましたが、早稲田大学を選んで本当によかったと思っています。今後進路選択で迷う後輩たちが大学スポーツに少しでも興味をもつようなきっかけになればうれしいなと思います。今後も感謝の気持ちを忘れず頑張っていきたいと思います。」
■文部科学大臣賞「パラアスリート・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞 藤原芽花選手 (佛教大学・アイススケート部)
「私はパラアイスホッケーという競技をしており、日本国内では数名しかおらず、このようなマイナー競技を表彰していただけたこと、またこの表彰を通して女子パラアイスホッケーを知っていただけることをうれしく思っています。大学2年の夏に原因不明の病により身体に障がいを負ってからも、パラスポーツに熱中し、大学生活を他の学生と同様に学び、学校へ通えることをとてもうれしく感じています。このような生活を送れるのはさまざまな方の支えがあり、特に佛教大学の教職員のみなさんに多くの支援をいただき感謝申し上げます。今日は素敵な賞をいただきありがとうございました。」
◆アルムナイ アウォード トヨタ自動車株式会社 代表取締役 会長 豊田章男氏
<豊田章男氏からのコメント>
以前、イチローさんに、こう言われたことがあります。「ピンチはチャンスって言うけど、ピンチはピンチですよね?僕はそう思ってる…でも、章男さんはピンチの“ど真ん中”に飛び込んでいくそして、結果的にそれが大きなチャンスなっていってる…」 イチローさんに言われて思い出したのは、大学でホッケーをやっていた時のことです。ピンチになったら、頭より先に体を動かす…、危険の中心地に飛び込んでいく…、そうしないとチームも自分も守れない…それを体で覚えました。社会人になっても、ずっとそうやってきたんだと思います。とにかく思った方向に向かって行く、それが間違えだと気づいたら、そこで直せばいい。そして、自分の行動を、最終的に正解にできれば、それでいい。たしかに、ピンチはピンチなんだと思います。ですが、私がピンチって言っちゃったら、そこで終わり。だからとにかく体を動かしてきました。こうして、スポーツをやってきたからこそ、私は自分らしくやって来れたんだということに気づきました。
今回、この賞をいただき、そんな自分の50年も振り返ることができました。大変光栄な賞をいただき、ありがとうございました。
各賞の受賞者の写真は以下となります。
◆サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞: 野田 舞氏(周南公立大学・中国四国学生アーチェリー連盟)
◆ルーキー・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞: 藏重みう選手(甲南大学・女子陸上競技部)
◆スポーツマンシップ・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞: 吉川 稜基選手(環太平洋大学・陸上競技部)
◆コーチ・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞: 西村 信紀氏(環太平洋大学・男子ソフトボール部 監督)代理 豊里健さん
◆東北大学 ストリートダンスサークルWHO
◆マイナビ賞「人材育成支援に関する優秀取組」 最優秀賞:羽衣国際大学
◆KEIアドバンス賞「学修支援に関する優秀取組」 最優秀賞:愛知学院大学
◆MS&AD賞「安全確保に関する優秀取組」 最優秀賞:新潟医療福祉大学
◆KDDI賞「大会・プロモーションに関する優秀取組」 最優秀賞:西日本工業大学
◆スポーツ統括部局/SA賞 最優秀賞:東洋大学
◆立命館大学 応援団 チアリーダー部PEEWEES!
◆パラアスリート・オブ・ザ・イヤー
◆ウーマン・オブ・ザ・イヤー
◆マン・オブ・ザ・イヤー
◆司会を勤めた朝日放送 アナウンサー 平野康太郎氏、法政大学 伊藤朱音氏、(右から)