安全な環境をつくるSAFE AND SECURE ENVIRONMENT

【アーカイブ配信】大学スポーツありもり会議「スポーツを通して考えるみんなの月経」in 大阪大学

UNIVASは副会長の有森裕子氏が大学スポーツにかかわる学生と語る「大学スポーツありもり会議」を毎年開催しています。今回は大阪大学ユネスコチェアとともに「スポーツを通して考えるみんなの月経」をテーマにシンポジウムを開催しました。 「大学スポーツありもり会議 」とは>>> 大学スポーツの魅力を発信していくと同時に、運動部学生を取り巻く環境のリアルな状態を知ることで、大学スポーツにおけるさまざまな課題に対して真摯に向き合い、専門家の知見や競技経験者の体験を発信、大学スポーツに関わる方々との意見交換によって課題の解決につなげていくものです。
1.開催概要

ABOUT 概要

スポーツを通して考えるみんなの月経

女性学生アスリートが抱えるさまざまな課題に対し、知見のある有識者のアドバイスや対話を通じて、運動部学生が課題解決に向けたヒントを得て、その後の実践につなげ、安全で安心なスポーツ活動に取り組める環境を創出することを目的にシンポジウムを開催します。今回は、大阪大学ユネスコチェア・大阪大学大学院人間科学研究科とともにシンポジウムを開催しました。
オープニング
<話題提供①> → 資料はこちら(PDF:1.9MB) 月経をめぐるグローバルな動向 杉田映理氏(大阪大学大学院人間科学研究科 共生学系 国際協力学 教授)
<話題提供②> → 資料はこちら(PDF:2.6MB) アスリートの三主徴:エネルギー不足、無月経、骨粗鬆症 佐藤世羅氏(大阪大学大学院医学系研究科 運動器スポーツ医科学共同研究講座 特任助教)
<話題提供③> 朝原宣治氏(北京五輪陸上リレー銀メダリスト・一般社団法人アスリートネットワーク副理事長)
パネルディスカッション「スポーツを通して考えるみんなの月経」
  <登壇者プロフィール> 五十音順
朝原宣治氏(北京五輪陸上リレー銀メダリスト・一般社団法人アスリートネットワーク副理事長) 1972年6月21日生まれ、兵庫県出身。同志社大学では国体100mで10秒19の日本記録樹立。大学卒業後、大阪ガス株式会社に入社、ドイツへ陸上留学。初出場のアトランタオリンピックの100mで28年ぶりに準決勝進出。自身4度目となる2008年北京オリンピックの4×100mリレーでは、アンカーとして、悲願の銀メダル獲得。同年9月に競技生活引退(36歳)。世界陸上には6回出場。2010年に次世代育成を目的として陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB」を設立。これは大阪ガスグループの地域貢献活動の一環でもあり、引退後も自身のキャリアを社会に生かそうとチャレンジを続けている。
有森裕子氏(UNIVAS副会長/元プロマラソン選手) 1966年12月17日生まれ、岡山県出身。日本体育大学を卒業後、リクルート入社。 女子マラソン選手として1992年バルセロナオリンピックで銀メダル、1996年アトランタオリンピックでは銅メダル獲得。1988年NPO法人ハート・オブ・ゴールド設立、代表理就任。2007年にプロマラソンランナー引退。現在では、国際オリンピック委員会(IOC)Olympism365委員会委員、日本陸上競技連盟副会長、大学スポーツ協会 副会長など、幅広い分野でスポーツ振興に関わっている。2010年IOC女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。
岡田千あき氏(大阪大学大学院人間科学研究科 教育学系 生涯教育学 教授) 開発と平和のためのスポーツ、生涯スポーツ、スポーツ教育学分野において、スポーツと貧困、エンパワメント、ジェンダーについて研究している。主な対象地域は、ジンバブエ、カンボジア、南スーダン、タンザニアなど。日本スポーツ社会学会理事、日本運動・スポーツ科学学会 国際健康・スポーツ分科会 副会長を務める。 主な著書に『スポーツで蒔く平和の種―紛争・難民・平和構築』(阪大リーブル)、『スポーツと国際協力―スポーツに秘められた豊かな可能性』(大修館書店)など。
佐藤世羅氏(大阪大学大学院医学系研究科 運動器スポーツ医科学共同研究講座 特任助教) 2011年佐賀大学医学部を卒業。2013年より整形外科医として勤務する傍ら、女子サッカーの帯同ドクターなども務める。2021年大阪大学医学系研究科にて博士(医学)を取得。2022年より現職。2019年ユニバーシアードサッカー日本女子代表帯同ドクター、2023年U-19サッカー日本女子代表帯同ドクター。
杉田映理氏(大阪大学大学院人間科学研究科 共生学系 国際協力学 教授) 開発人類学をバックグラウンドとし、途上国の社会開発、安全な水と衛生(トイレ・手洗い・月経対処)について研究している。 主な対象地域は、ウガンダを中心とする東部アフリカ。最近は、日本国内のトイレ問題や月経の課題に取り組んでいる。大阪大学UNESCOチェアMeWプロジェクトの代表として、月経をめぐるウェルビーイングに関するアクションリサーチを実施中。 主な著書に『月経の人類学—女子生徒の「生理」と開発支援』(世界思想社)など。
中田研氏(大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 スポーツ医学 教授) 1986年大阪大学医学部を卒業。大阪大学医学部附属病院 整形外科、箕面市立病院、八尾市立病院を経て、1993年大阪大学 大学院医学系研究科にて博士(医学)を取得。同年より米国国立衛生研究所(NIH)常勤研究員。大阪大学大学院医学系研究科 助手、関西労災病院 スポーツ外科副部長などを経て、2013年より現職。専門は、スポーツ医学、関節鏡治療、軟骨半月板靭帯手術、再生医学。
実施主体
【主催】大阪大学ユネスコチェア・大阪大学大学院人間科学研究科 【共催】一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS) 【協力】大阪大学大学院医学系研究科健康スポーツ科学講座スポーツ医学教室、大阪大学ユネスコチェアMeWプロジェクト
問合せ先
総合推進部【担当】伴・笠原 e-mail:comp_promotion@univas.jp
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