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 UNIVAS、「スポーツにおける医薬品の不適切使用の防止に関する共同宣言」に賛同

2024年7月9日(火) 都内にて 「スポーツにおける医薬品の不適切使用の防止に関する共同宣言」の調印式が行われ、スポーツ庁と日本製薬団体連合会がスポーツ界においてドーピング根絶に向けて情報発信を行っていくことを宣言しました。

当協会は、スポーツの価値を守り、クリーンなスポーツを実現するためにアンチドーピング活動を推進してまいりましたので、これらの取り組みに賛同し、学生に有益な情報を発信し、安全で安心なスポーツ環境を整えていきたいと思います。

◼️スポーツにおける医薬品の不適切使用防止に関する共同宣言

<スポーツにおける医薬品の不適切な使用について>
スポーツは、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠なものであり、世界共通の人類の文化です。自己を肯定し、困難を乗り越えることにこそ、スポーツに取り組む大きな意義があります。主として医薬品の誤用や乱用により行われるドーピングは、様々な健康被害をもたらすだけでなく、、自己を否定する行為、スポーツの根源的価値を毀損するものであり、絶対に許されることではありません。

<社会における課題>
こうしたアンチ・ドーピング活動の成果は着実に実りつつあり、スポーツ界においては、医薬品の不適切な使用などによるドーピングは決して許されるものではないということが共通理解となっていますが、こうしたことは必ずしも広く社会に共有されているとは言えません。
今日、スポーツが国民生活に浸透し、競技活動のみならず、健康の維持、増進のためのフィットネス、いわゆるボディメイクと称されるような身体づくりのためのトレーニングなど、スポーツへの関わり方も多様化する中、SNSなどに氾濫する科学的、医学的な根拠がない不正確な情報を基に、こうした様々な形でスポーツに取り組む人々が医薬品を不適切に使用してしまうことも大きな問題です。このように、医薬品の不適切な使用は一部のトップアスリートのみに関わる課題ではなく、広く国民の健康に関わる公衆衛生上の課題となっています。
また、医薬品の不適切な使用に関しては、我が国で薬事承認された医薬品のみならず、個人輸入などによる海外の医薬品や医薬品成分が混入したサプリメントなどがスポーツ活動において利用されることも大きな問題です。さらにドーピングの巧妙化も指摘される中、医薬品の研究開発において星華が、本来の目的から逸脱したパフォーマンスの向上などのドーピングに利用されることはあってはならないことです。

<スポーツ界と製薬業界の連携>
医薬品の不適切な使用などによるドーピングの防止のためには、スポーツ界と製薬業界との連携が極めて重要です。疫病の治療という特定の目的の下での安全性および有効性が確認され、薬事承認を受けている医薬品を、スポーツ活動のために不適切に使用することは、スポーツの価値を損なうのみならず、様々な健康被害を生じさせ、ひいては医薬品に対する国民の信頼を毀損することにもつながります。
こうしたスポーツの問題であるとともに公衆衛生上の課題でもある医薬品の不適切な使用に対しては、スポーツ界と製薬業界が一致団結して声を上げる必要があります。
そこで、今般、スポーツ庁と日本製薬団体連合会は、これまでの主としてトップアスリートを対象としてきたアンチ・ドーピング活動を通じて得られた知見を広く社会に展開し、国民のライフパフォーマンス向上に寄与すべく、スポーツにおける医薬品の不適切使用の防止について国民に対して様々な情報発信を行うなど、積極的な連携を推進することを宣言します。

スポーツ庁長官 室伏広治氏と日本製薬団体連合会 会長 岡田安史氏が調印
トークセッション 左から 順天堂大学 教授 谷本道哉氏、スポーツ庁長官 室伏広治氏、タレント 武井壮氏
賛同団体とのフォトセッション
フライヤー
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