スポーツで学ぶDUAL CAREER
【オンライン配信】トークセッション「社会で活躍する“アスリート人材”とは?〜大学スポーツの可能性と運動部学生のキャリアを考える〜」
UNIVASは、株式会社マイナビが運営するアスリート向けキャリア支援サービス『マイナビアスリートキャリア』と共同で、加盟大学及び加盟競技団体を対象に運動部学生2,076名の就職に対する意識や、現在の活動状況について調査した「運動部学生の就職に関する意識調査結果」を発表しました。
≪TOPICS≫
◆運動部学生の「就職活動に関する不安」は、「就職できるかどうか」が7割。競技と就職活動の両立に不安を抱える学生も【図1,2】
◆「運動部学生は就職活動に有利」と回答した割合は約8割【図3,4】
◆運動部の活動を通じて身についた強みは「礼儀・挨拶」「コミュニケーション能力」「上下関係の理解」【図5】
調査結果の概要
就職活動経験者・予定者に就職活動に対する不安を聞いたところ、「就職できるかどうか」が最も多く70.3%だった。次いで、「学業や部活動と両立できるかどうか(33.9%)」「スケジュールが過密になり大変になりそう(26.5%)」が続いた。運動部学生の活動シーズンについては、「4月~6月」と回答した割合が97%以上と高く、新卒採用広報が解禁される3月から選考が開始される6月まで競技の活動シーズンが重なっている。限られた時間の中で運動部の活動と並行して就職活動を行うため、スケジュールの調整や部活動との両立に不安を抱えている運動部学生が多いようだ【図1,2】
運動部学生は就職活動に有利かどうか聞いたところ、「有利だと思う」と回答した割合は77.5%だった(「有利だと思う(39.3%)」+「どちらかというと有利だと思う(38.2%)の合計)。理由としては「誇れる経験ができている(53.7%)」「自分に自信を持つことができた(32.8%)」など部活動の経験を糧にしているものや、「部活内で情報共有ができる(40.0%)」「OB・OGに相談できる(32.2%)」といった人間関係の強みがあがった。【図3,4】
運動部の活動を通じて身についた強みの上位3位は、「礼儀・挨拶(81.0%)」「コミュニケーション能力(68.9%)」「上下関係の理解(67.7%)」だった。そのほか、「チームワーク(62.4%)」「体力(62.2%)」「忍耐力(62.1%)」も割合が高く、異なる年代・年齢で構成された競技チームにおいて、コミュニケーション方法や振る舞いを身につけている様子が見てとれる。【図5】
【図1】<就職活動経験者+予定者限定>就職活動に対しての不安(上位抜粋・複数回答)
【図2】運動部学生の活動シーズン(複数回答)
【図3】<就職活動経験者限定>運動部学生は就職活動に有利だと思いますか(複数回答・上位抜粋)
【図4】<就職活動経験者限定>どのような点が有利だと思いますか(上位抜粋・複数回答)
【図5】運動部の活動を通じて身についた強み(上位抜粋・複数回答)
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【調査概要】『運動部学生の就職に関する意識調査』
調査期間:2022年1月21日~2022年2月20日
調査対象:2022年1月時点でUNIVAS加盟大学および加盟競技団体の運動部学生(学年問わず)
調査方法:WEB入力フォームによる回収
有効回答数:2,076名
(内訳:短大・専門25名、大学1年692名、大学2年620名、大学3年535名、大学4年197名、
大学5・6年1名、修士課程6名)
※グラフの内訳は端数四捨五入の関係で合計数値と合わない場合があります
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※大学3年生以外の回答結果を含めた詳細の調査結果については、下記URLよりご確認いただけます。
運動部学生の就職に関する意識調査
今回の調査結果をもとにトークセッションを開催します
今回の調査結果をもとに、運動部学生のキャリア形成における大学スポーツという環境の魅力や、これからの時代において社会で活躍するアスリート人材を育成するために運動部の指導者が意識した方がよいことなどを、ゲストをお招きしてお話しいただくトークセッションを開催します。
開催日時
2022年5月17日(火) 16:00~17:00
登壇者
帝京大学 スポーツ局局長 岩出雅之氏
帝京大医療科学技術部スポーツ医療学科教授。4 月より帝京大学スポーツ局局長/新宮高校 日本体育大学→滋賀県教職員 帝京大。日体大では→→3 年次に大学選手権大会優勝(1978 年度)、4 年次は主将としてチームを牽引。卒業後は公立中学高校教員に。八幡工高を率い全国高校大会出場(7 回)。高校日本代表監督を経て、1996 年度より帝京大監督。26 年間指揮を執り、大学選手権優勝10 度。早慶明ら伝統校がひしめく対抗戦グループで頭角を表わし、2009 年度からは9 連覇の金字塔を打ち立てた。現役時代のポジションはFL。 |
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立命館学園副総長・立命館大学副学長 一般社団法人大学スポーツ協会理事 伊坂忠夫氏中・高・大(産業社会学部)と立命館に在籍。大学卒業後は日本体育大学大学院体育学研究科修士課程から同大学助手などを経て、1992 年立命館大学理工学部助教授就任。その後、ジョージア工科大学、テキサス大学の客員研究員、日本オリンピック委員会強化スタッフなどを務め、2010 年より立命館大学スポーツ健康科学部教授、同学部長を経て2019 年立命館学園副総長・立命館大学副学長に就任。主に、スポーツ活動中や日常生活でみられるヒトの動きを力学的・生理学的観点から解析し、競技力向上や日常活動支援へ応用することをテーマに活動。 |
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株式会社マイナビ アスリートキャリア事業室室長 木村雅人氏
2004 年株式会社マイナビ入社。就職情報事業本部にて新卒採用コンサルティングに従事。その後、新規事業「医療系学生向けの就職とキャリアに関する事業」を事業責任者として立ち上げる。現在はアスリートキャリア事業室室長として、「スポーツを通じた人材育成の可能性」をテーマにアスリートの「人材育成」と「就労支援」に関する事業を執行。大学スポーツ協会(UNIVAS)との共同事業開発責任者。 |
開催形式
オンライン(Zoomを予定)
申込方法
以下申込フォームからお申し込みください。
申込締切
2022年5月16日(月)
お問い合わせ先
デュアルキャリア部(担当:伴・富井・片岡)
✉dual_career@univas.jp
※一部在宅による勤務を実施しておりますので、メールによるお問い合わせをお願い申し上げます。