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泳いで、漕いで、走って…日本一の称号を勝ち取れ! 日本U23トライアスロン選手権 17日開催
泳いで、漕いで、走って....。日本一の称号を勝ち取れ!
大学生を中心とした23歳以下の日本トライアスロン界を代表するトップ選手が集う「第10回日本U23トライアスロン選手権」が17日、岐阜県海津市の国営木曽三川公園を舞台に開催される。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3カ月遅れの開催となるが、自粛期間を通して一層パワーアップした選手たちがレースに挑む姿からは目が離せなくなりそうだ。
見どころ
参加選手は、JTUエリート強化指定選手並びにJTUジュニア強化指定選手、加盟団体の推薦選手などに選ばれており、折り紙つきの実力を持つ。今大会には女子15人、男子30人が出場予定で、一級河川・長良川の河川敷を発着点とする合計25.75km(スイム750m/バイク20km/ラン5km)のコースで争われる。
男子の注目は、ディフェンディングチャンピオンの玉崎稜也 (早稲田大)に連覇の期待がかかる。玉崎の勢いを止めるのは、昨年U19選手権優勝の吉川恭太郎(早稲田大)。2019日本選手権で7位入賞の実力をもつなど伸び盛りで勢いもある。初となるU23選手権参戦で初優勝を勝ち取ることができるのか。
女子は、混戦の模様。2019日本選手権5位の成績を収め、メディアからも注目されている中山彩理香(日本大)を筆頭に、2019アジアU23選手権9位の杉原有紀(流通経済大学)からも目が離せない。杉原は、元オリンピアンの田山寛豪氏のもとで指導を受けながら、メキメキと実力をつけており、今大会の主役に踊り出そうだ。
競技説明
トライアスロンは、水泳、自転車ロードレース、長距離走の3種目を、この順番で連続して行う競技であり、1974年アメリカで初開催された比較的新しいスポーツ。大会によってそれぞれの距離が変わってくるが、オリンピックは「スタンダード・ディスタンス」呼ばれる合計51.5km(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)の距離で行われる。中には、体力自慢が集う総距離226km(スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km)の「アイアンマンレース」もある。
競技日程
10月17日正午スタート
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