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U.S.L. 初めての取材で・・・#2 @UNIVAS AWARDS
みなさんこんにちは!
UNIVAS STUDENT LOUNGE(以下U.S.L.)の加藤です。
今日の記事では、UNIVAS AWARDS 2022-23ゲストプレゼンターとして登壇された、登坂絵莉さんへのインタビューを振り返りたいと思います。
何といっても、U.S.L.での初仕事。とっっっても緊張しましたが、私が感じた緊張その他もろもろ含めて、文字に起こしたいと思いますので、少しの間お付き合いくださいね。
『U.S.L.活動初日〜初顔合わせと、取材担当決定〜』
2023年3月6日月曜日、前日まで雪がちらつく宮城県にいた私には、少し暑いくらいのぽかぽかとした朝。U.S.L.三期生として、先輩や同期メンバーと初めて顔を合わせることになるUNIVAS AWARDS 2022-23当日。目を擦りつつ最寄り駅まで歩く。元凶は眠さか、花粉か。乗り慣れない都営大江戸線に揺られ、会場となるザ・プリンスパークタワー東京へ到着。
到着してすぐ、UNIVAS AWARDSに来場された選手・関係者様に対応する受付業務を行なった。先輩メンバーに助けられながら行なったこの受付業務に関しても、初めての会場・初めて会う人・初めての環境と初めてづくしで、内心かなり気を張っていたのだと、今この記事を書いていて改めて気づいた。
交代で昼食をとり、受付業務を終えたのが14時。せっかくなのでと、UNIVAS AWARDSが開かれている会場に入れさせてもらった。そこには初めて会う先輩メンバーや同期が集まり、AWARDS の速報をSNSにアップしていた。「こんにちは!」「初めまして」「これからよろしくね」と、挨拶を交わし、一息。受賞者が登壇する様子や、関西大学アカペラサークルの圧巻パフォーマンスを楽しんでいると、女子レスリングオリンピック金メダリストの登坂絵莉さんへ、インタビューをしてみないかと先輩に持ちかけられた。
完全に油断しきっていた私は、その提案にフリーズ。そして次の瞬間には、断る理由を探していた。
「もちろんしてみたいけど」
「今日が初めてだし」
「勝手がわからないし」
「先輩の方が相応しい」
「というか普通に恐れ多い」
出てくる出てくる。
担当が決まらず、このまま時間が過ぎれば先輩たちがやってくれる。そんなことを考えている自分が情けないし、気持ち悪い。
壇上を見た。

人生をスポーツに捧げてきた選手たちがいる。怪我をしても、ハンデを負っても、逃げずに戦い、結果を残した選手がいる。選手じゃなくても、彼ら彼女らをサポートしたいという一心で活動してきた人がいる。大学を卒業し、一線を退いてもなお、選手とスポーツのために尽力する人がいる。
奮い立ったとか、惨めさを突きつけられたとかではなく、「やらなきゃ」と感じた。
分からないなりに、何人もの先輩メンバーに質問した。登坂選手に聞くインタビュー内容も、初めて会った同期メンバーと一生懸命考えた。何度も口に出し、頭の中で反芻した。
インタビュー中は、自分が何を喋っているのか分からなくなった。登坂選手にしっかり声が届いているかなと不安になった。照りつける照明と暖房と緊張で汗がつたう。きっと緊張も、声の震えも伝わったと思う。
それでも、こちらに笑顔を向けて、うんうんと相槌を打ってくれる登坂選手。本当に助けられたし、嬉しかった。
回答を返してくれた内容について、その場で質問することもできた。
UNIVAS 公式インスタグラム 登坂絵莉さんインタビュー終わってみれば5分にも満たない時間だったが、本当に貴重な体験だった。登坂さんのようなアスリートの生の声を聞くのは人生初だ。しかも自分がインタビュアーとなって、想定していた質問以外にも、聞くことができた。
このような機会をくれた先輩、激励し、質問内容を一緒に考えてくれたメンバー。そして何より、常に笑顔で、私と対話してくださった登坂絵莉さんにありがとうと伝えたいです。
意図せず小説チックになってしまいました(笑)
本当に貴重で素敵な時間でした。是非インタビュー内容の記事もご一読ください。
これからもこのような機会をいただけるよう、また自分で掴み取っていけるよう、U.S.L.での活動に打ち込んでいきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!